「いかりや珈琲店」は徳島中央郵便局裏にある、
自家焙煎珈琲の喫茶店です。
昭和30年5月18日に先々代の馬場芳子が創業。
モダンでハイカラだった芳子は、
当時東京で流行していたミルクホールに憧れ、
徳島市通町にいかりや珈琲店を開店しました。
開店当初から当時徳島ではまだ珍しかった焙煎機を導入し、
こだわりの珈琲を煎れて参りました。
いかりや珈琲店でお出しするコーヒーは、
開店当時よりネルドリップで抽出しています。
ネルドリップで煎れると酸味や苦味などコーヒーのもつ個性や
美味しさの要素を十分に引き出されます。
『うまみを引き出す究極のハンドドリップ』で
心を込めて一杯の珈琲を煎れています。
いかりや珈琲店のコーヒー豆は、陶芸家の矢野祐志氏制作の
大谷焼のうつわに入れて、店頭にて量り売りをしています。
一般に珈琲店ではガラスケースに入れて豆を販売している事が
多いのですが、豆の香りや豆の色合いをお客様に直接感じて頂きたく、
うつわ(土)のぬくもりが感じられるこの豆ケースがお出迎えしています。